忘れないうちに書き残し【転院先顕微授精説明会】
説明会って言っても旦那と私対先生だったので、
聞きたいこともある程度聞くことができた。
まず、実年齢とAMHについて
日本の体外受精の成績(2018年最新版)の表を頂いた。
28歳 体外受精を目的として採卵したのが大体3500人
移植まで行けるのが3100人
妊娠まで行けるのが1488人
その内230人は流産、出産まで行くのは1100人
妊娠率47.3% 出産率22.9%
20代で体外受精に進む人は少ない。進んでいる人は何か事情(すぐに赤ちゃんが欲しい、女性不妊、男性不妊)がある人が多い。その上でこのパーセントはポジティブに考えていい。
妊娠したことがあるっていうことは、子宮は年相応でしっかりと着床できる力があるということだから大丈夫。(一応、不安だから不育症検査はする。私の希望)
妊娠できた受精卵(rescue4cellG3)は正直いい成績ではない。
rescueすると通常の妊娠率より10分の1程下がる、さらに凍結+融解もして
クリニック卒業まで行けたのは相当強い受精卵だってこと(そもそもG3の受精卵は凍結するのはリスクがある(クリニックにより方針が異なるけど))、
恐らく精子も強いし卵子も強い(しっかり卵子を作る際に血流が通ってたお陰)。
流産しちゃったけどこの結果は、相当プラスにとって良い。
AMHが低い人は、卵子の殻が硬い。
ICSI一択、AHAすること。
AMHが相当低い人は、原始卵胞がそもそも少ない。
マラソンのスタート地点に、そもそも人が5人くらいしかいない
47.195キロを走りきるまでに脱落する人もいる。
高刺激(大勢で応援)をしても元々5人しかいないから、
高刺激(大勢で応援)する意味があまりない。
AMHが低い人の理由、一部しか分かってないけど
早産だった人、高度な治療を若い頃してた人
当てはまるのは早産。
クロミッド+卵胞の育ちが悪い場合hMG注射を行う(今までと同じ)。
ただ、前回のクリニックの成績(妊娠した周期)に寄せて行うよう努力する。
整理中のFSHの成績によって、採卵周期にするか移植周期にするか決める。
採卵できそうなら何度も採卵することを希望したらOKもらえた。
数値は15以下ならOK、ただし前回のクリニックの結果を見てから再度判断。
移植方法は、グレードが悪い場合新鮮胚移植を行う。
(体調、内膜、グレードによっては凍結胚移植)
基本は初期胚まで育てて移植or凍結で決まる。
こんな感じ、沢山のお話できました。
今まで通ってたクリニックで先生と会話した合計時間より遥かに超えたと思う。
今までは、先生に引っ張られて治療をしてきたけど、
今回は、先生と一緒に歩けてる感じがします。
自分が今どんな状態なのか、担当医とお話するのは自分の気持ちの面で
非常に重要なんだと思う。
とても有意義な時間だった。